荒川修作
Shyusaku Arakawa
武蔵野美術学校を中退後、1957年から読売アンデパンダン展に出品、1960年に篠原有司男らと共に前衛芸術グループ、ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズを結成する。1961年、ニューヨークへ渡り、翌年パートナーとなるマドリン・ギンズと出会う。
1970年ヴェネチア・ビエンナーレに、代表作のひとつ「意味のメカニズム」シリーズを出品。そこで言葉は、イメージや物のシンボルとしてだけでなく他の記号・かたちや色と並ぶ、自律した描かれる対象となっている。
1980年代以降、荒川は知覚や感覚を変革することで、死という逃れられない人間の運命を「反転させる」、死なないための住宅「天命反転都市」の建築プロジェクトに着手。
1990年代以降には《養老天命反転地》(1995年)・《三鷹天命反転住宅》(2005年、東京都三鷹市)に代表されるような、従来の美術・芸術の範疇にはおさまらない、かつ人間の身体により直接働きかける建築的作品、都市計画を中心としたプロジェクトをも手がけた。
経歴
- 1936
- 7月6日、名古屋市瑞穂区雁道に生まれる
- 1951
- 県立旭ヶ丘高等学校に入学
- 1956
- 武蔵野美術学校(現、武蔵野美術大学)に入学(のちに中退)
- 1961
- 滝口修造の仲介でマルセル・デュシャンに会い、以後ニューヨークを拠点に活動
- 1970
- ヴェネチィア・ビエンナーレで代表作となる「意味のメカニズム」を発表
- 1972
- ミュンヘンオリンピックのポスターをデザイン
- 1991
- 「荒川修作の実験展―見る者がつくられる場―」開催
(東京国立近代美術館・京都国立近代美術館) - 1997
- グッケンハイム美術館で、日本人としては初の個展を開催
履歴
受賞歴
- 1966
- 大原美術館賞受賞
- 1967
- 東京国立近代美術館賞受賞
- 1975
- 第7回国際絵画フェスティバル大賞受賞
- 1982
- 紺綬褒章受賞
- 1986
- フランス文芸シュヴァリエ勲章受章
- 2003
- 紫綬褒章受賞
- 2010
- 5月19日、ニューヨークにて死去。旭日小綬章受賞
コレクション
群馬県立近代美術館・東京国立近代美術館・セゾン現代美術館・京都国立近代美術館